春の花

タラバ蟹はソウルフード

 


閖上は海沿いの田舎町。仙台市のすぐ南、名取市の一角になり東日本大震災では地震と津波で甚大な被害を被りました。
私の母の実家でもあります。
閖上は今赤貝が特産として有名ですが、小さな港町で漁業に携わる人も多く、母の父、私の祖父は漁船の無線士をしていたと聞きます。
そんな街で環境で育ったので母の6人兄弟の一人の弟は遠洋魚業の乗組員でした。


【叔父さんからのおすそ分け】
叔父さんは漁に出ると数か月帰らないというハードなものでしたが、帰ってくると獲物が乗組員に分けられるらしく、それが凄い量らしくて兄弟たちにも配られました。
大きな盥のような入れ物に、魚や筋子など盛られて配られるのですが、一番の楽しみがタラバ蟹でした。
ただ茹でてかぶりつくのですが、濃厚な旨みと甘みで子供心に至福の時でした。足が太くて実が一杯に詰まっていて、凄い食べ応えがありました。
両親と私と妹の4人家族でしたが、皆カニが大好きで、テーブルの真ん中に大きなタラバ蟹を置いて、食べるたびに足をもぎ取って無くなるまで食べるのは豪快でした。


【社会人になって自分でカニを買う】
そのうち船のほうもシビアになったということで、獲物があまり乗組員に配られる習慣が無くなって、こちらにも回って来なくなりました。
しかしあの極太のタラバ蟹の味が忘れられず、社会人になると自分で買うようになりました。
それでもスーパーで売っているような足数本を冷凍にしたようなものは買う気が起きませんでした。
一匹ドーンと食卓に載らねばならないのです。
それで車で魚市場に行ったり、閖上では今も日曜ごとに朝市が開かれていますがそこに出かけて買い求めました。


【今は通販】
今はネット通販で簡単に蟹が買えるので予算に合わせて買って楽しみます。
毎年冬になると1-2度は注文します。昔の記憶もだいぶ薄れて、そこそこの蟹でも妥協できるようになりました。
昔食べたような巨大ともいえるたらば蟹は、値段も高くまた市場でも通販市場でも見かけることが難しくなりました。
今は全ての出費をカード払いで行いポイントを貯めることに関心が行っています。
スーパー、コンビニの支払いは勿論、床屋、医療費、公共料金あらゆるものでタラバ蟹を食べるためにポイントが得られるように頑張っています。


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